確かな技術力で
世界の開発をサポート
海外事業部 海外技術部 K.M(入社1年目) 理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻修了
入社のきっかけ
大学で温暖化や大気汚染の研究をする中で、環境問題には国を越えた取り組みが重要だと実感しました。また大学院を休学して参加した南極観測隊では、昭和基地での1年間の活動をとおして、地球環境保護と開発事業は表裏一体であることに気づかされました。こうした経験から、環境保護と開発の融合を目指す仕事として開発コンサルタントを志望し、なかでも環境分野に強い「いであ」の技術力で途上国の開発に貢献したいと考え入社を決意しました。
私の仕事
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中東の海洋環境に関する業務を行っています。国ごとに重要産業や開発目標が異なる中で、共通ゴールを提案することが仕事の大枠です。その中で私は各国の法律や現状をまとめ、環境問題の根幹を調べています。ネットを使った情報収集は研究室時代を思い出しますが、対象資料はアラビア語が多く英語文献が見つかった時の喜びはひとしおです。
また、途上国の行政官や技術者に対する日本の環境影響評価技法(開発事業を行う際の環境配慮のための手続き)の研修受入れ業務にも携わっています。参加者との「経済重視か」「環境を見据えた開発か」の議論はさまざまな価値観が飛び交い勉強になります。こうした経験が相手国のより良い開発につながるよう尽力しています。
職場環境
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職場はON/OFFハッキリしていて身が引き締まります。といっても殺伐としているわけではなく、わからないことは先輩がやさしく教えてくださり、夕方には(出張土産の)世界のお菓子をみんなで食べたりと和気あいあいとしています。また社員同士の勉強会や職場懇談会など部署を越えた交流もあり、「新規業務の開拓」や「会社をより良くしよう!」という考えを社員一人ひとりが考え、発言できる機会があるため活気づいています。
やりがい・将来の夢
環境業務は多岐にわたり、海の仕事も大気の仕事も生物の仕事もなんでもできる面白さがあります。また海外業務は相手国の環境政策や開発方針に関係する仕事もできるため、国レベルの仕事に携われるというやりがいがあります。今はまだ先輩の業務の補助要員ですが、一日も早く自分が主担当になれるように、そして(これは野望ですが)将来は南極に関わる開発業務を手がけたいと思っています。
メッセージ
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一口に環境といってもいろいろな仕事があり、どの業界においてもCSR等で環境分野の活動を行っていますのでよく調べてみましょう。情報収集の経験は自分の視野を広げるだけでなく、「いであ」のような総合コンサルでは必ず役に立ちます。就職は大きな決断ですが、自分を見つめなおす良い機会ですので、目一杯悩んで納得できる仕事を探してください。その結果「いであ」がいい!と思えたら、是非一緒に働きましょう!