高瀬川河川整備計画検討業務

  • 本業務は、高瀬川および小川原湖を対象として、気候変動により激甚化・頻発化する洪水に対して適応していくための新たな治水対策を検討するとともに、良好な河川環境を将来にわたり保全していくために現状の環境評価を行ったものです。

    治水対策の検討では、アンサンブル気候予測データを活用して、気温2℃上昇後の将来気候における計画降雨を想定するとともに、将来の海水面の上昇量も考慮して所定の治水安全度を確保するために必要となる治水対策を検討しました。

    環境評価では河川環境検討シートを作成し、生息場の多様性評価を行うとともに、小川原湖内の環境を面的に分析し、環境上重要な箇所(ホットスポット)を抽出することで保全対象の明確化を図りました。

  • 平成2年10月洪水での氾濫状況(出典:東北地方整備局)
    平成2年10月洪水での氾濫状況(出典:東北地方整備局)
事業区分 建設コンサルタント事業/環境コンサルタント事業
分野 国土保全/環境評価・環境計画
実施事項 河川整備計画
発注者 国土交通省東北地方整備局高瀬川河川事務所
実施年度 2021
位置 青森県
キーワード 気候変動、河川整備基本方針、河川整備計画、水害リスク、治水対策、排水計画、費用対効果分析、洪水調節計画、河川環境管理
表彰 局長表彰(会社)
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