当社が環境保全の面から支援した阿蘇立野ダムの完成式が行われました

熊本県南阿蘇村と大津町にまたがる白川 (阿蘇郡南阿蘇村大字立野)において、洪水被害を防ぐことを目的に国土交通省九州地方整備局により建設が進められていた立野ダムが完成し、令和6年2月17日に完成式が実施されました。このセレモニーにおいて、ダムの名称を「阿蘇立野ダム」に変更することが正式に発表されました。阿蘇立野ダムは洪水調節のみを目的とした国土交通省直轄初の流水型ダムであり、平常時は流水の貯留を行わず、洪水時に水を貯水することで、自然に近い環境を維持しながら洪水被害の防止や軽減を図ります。
いであ株式会社は、1996年から環境調査や環境保全対策などの業務を通して立野ダムの事業を支援してまいりました。今後も当社は、社会基盤の形成と環境保全の総合コンサルタントとして、事業に関わる環境アセスメントや環境調査などに取り組んでまいります。

【阿蘇立野ダムにおける当社の支援内容】
・立野ダムに隣接する「北向山の原始林」の環境調査と保全対策
・生態系の上位性注目種であるクマタカの生態調査と保全対策
・その他の希少動植物の調査、保全対策、モニタリング調査
・環境レポート作成のための調査・解析・影響予測

阿蘇立野ダムについては、国土交通省 九州地方整備局 立野ダム工事事務所のホームページをご参照ください。
https://www.qsr.mlit.go.jp/tateno/