平成29年度 宮川河道計画検討業務

  • 一級河川宮川水系勢田川流域では、2017年10月の台風第21号の来襲により、年間降水量の約1/4~1/3となる累積雨量584mm(観測史上最大)を記録しました。
    伊勢市内では、満潮と台風による高潮・大雨のピークがほぼ同時に発生した影響もあり、雨水の排水不良に加えて、勢田川および支川桧尻川からの氾濫も生じ、広範囲で浸水被害が発生しました。
    本業務は、浸水被害状況の把握や内水・外水一体型氾濫解析モデルを用いた浸水要因の分析を行うとともに、浸水被害軽減対策(既設ポンプの増強等)の立案やその効果検討など、「勢田川流域等浸水対策実行計画」(2018年6月)のとりまとめに尽力しました。また、勢田川JR参宮線橋梁部等の無堤区間を対象に、緊急対策とされていた特殊堤の詳細設計についても迅速に対応しました。
    <勢田川流域等浸水対策協議会>
    (http://www.cbr.mlit.go.jp/mie/river/conference/setagawa_02/index.html)

  • 平成29年度 宮川河道計画検討業務
    左:勢田川防潮水門および勢田川排水機場(1980年3月完成)
    右:勢田川流域等浸水対策実行計画(2018年6月策定)
事業区分 建設コンサルタント事業
分野 国土保全
実施事項 河道計画・事業計画
発注者 国土交通省中部地方整備局三重河川国道事務所
実施年度 2018
位置 三重県
キーワード 河道計画、浸水対策、内水排除計画、高潮対策、排水機場
表彰 所長表彰(会社・個人)
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