平成30年度 神通川河床土砂動態把握に関する検討業務

  • 神通川河口部では、洪水痕跡水位と計算水位に乖離があることが確認されています。要因として既往の調査から洪水中に発生する河床変動の影響や水位が波浪の影響を受けることなどが考えられました。
    本業務では、洪水時の河床高の時間変化を把握するための河床変動計(温度式)を用いた洪水観測とともに、波浪の影響を受けない水位を把握するために定点カメラを用いた動画撮影等を行い、洪水中の河床・水位・流速のモニタリング調査を行いました。
    さらに、準三次元河床変動解析による再現計算を行い、河床変動を考慮した河道計画における出発水位と河道断面を設定し、現況流下能力を算定しました。

  • 平成30年度 神通川河床土砂動態把握に関する検討業務
    左上:定点カメラの設置状況
    右上:河床変動計(温度式)の設置作業状況
    左下:電波式流速計による流速観測状況
    右下:河口砂州フラッシュの再現計算(河床高変化量コンター図)
事業区分 建設コンサルタント事業
分野 国土保全
実施事項 河道計画、洪水観測
発注者 国土交通省北陸地方整備局富山河川国道事務所
実施年度 2018
位置 富山県
キーワード 河道計画、出発水位、河口砂州、砂州フラッシュ、河床変動解析、水位計測(定点カメラ)、流速調査(STIV)、河床変動計(温度式)
表彰 局長表彰(会社・個人)
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