ホーム > 技術 > 技術資料 > 「Photo-IDEA」写真計測による3Dモデル構築システム[SK-120007]

技術資料

「Photo-IDEA」
写真計測による3Dモデル構築システム
(NETIS登録番号:SK-120007-V)

市販のデジタルカメラで撮影した複数枚の写真データから、写真計測技術を活用して、
3次元立体モデルを構築し、対象物を簡易に計測できます。
PDF版 (617KB)

開発の背景

地震や土砂崩れなどの災害によって、堤防や道路斜面などが被災した場合、その被害状況を早期に把握し、迅速な応急復旧活動を実施する必要があります。しかし、二次災害の懸念などがあるため、早期に現地で直接測量することが困難な場合もあります。また、河川管理上、河口砂州の挙動や河道内樹木の繁茂状況などを広範囲に定量的に把握したい要望はありますが、費用が膨大にかかるため、手軽には実施できません。

そこで、災害前後の変化の即時調査、河口砂州や河道内樹木の長期モニタリングなどを目的に、市販のデジタルカメラで撮影した複数枚の写真を基に、写真計測技術を活用して、対象物の3次元立体モデルを簡易的に構築し、現地の状況を定量的に計測する技術「Photo-IDEA」を開発しました。

「Photo-IDEA」は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。

特長

  • 技術の概要

「非接触・安全」

直接触れずに、離れたところから対象物を観測できます。災害後の調査でも安全に行えます。

「手軽」

市販のデジタルカメラ(1000万画素程度)で対応可能です。専用の計測機材は不要です。

「低価格」

写真撮影のみであり、計測に必要な経費を軽減できます。したがって、測量作業と比べて長期間のモニタリングを低価格で実施できます。

「短時間」

測量の現場作業に比べて作業時間を短縮可能です。

「高精度」

撮影条件によって計測精度1mmまで可能です。

活用事例

災害後の迅速な状況把握への活用

洪水、地震、津波などで被災した堤防や道路斜面を対象とし、市販されているデジタルカメラを利用して、複数地点から写真撮影します。撮影された写真を基に、本技術を用いて、3次元立体モデルを作成し、任意地点の横断図や土量算出を行うことができます。

災害後の迅速な状況把握イメージ

河口砂州の経年変化を定量的に把握した事例

複数地点から河口砂州を写真撮影し、河口砂州の3次元立体モデルを作成し、洪水後における河口砂州の復元 過程、土量を定量的に把握できます。

河口砂州の経年変化を定量的に把握した事例
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