斐伊川河道調査検討業務

  • 斐伊川放水路分流地点周辺の水理解析を行うとともに、河床変動状況を踏まえた将来河道形状について検討したものです。
    分流地点周辺の水理解析では、分流堰操作を考慮した平面二次元河床変動解析モデルを構築し、 2013年9月出水を対象に水理現象を解析しました。
    また、河床高・流砂量観測、画像による流速測定を実施し、出水報告資料として取りまとめるとともに、得られた課題から今後の河道管理方針に関する資料作成を行いました。
    将来河道形状の検討では、植生消長を考慮した準二次元河床変動解析モデルを構築し、将来想定される課題を踏まえ河床整正による将来河道形状を設定しました。

  • 斐伊川河道調査検討業務
    写真1:2013年9月4日の洪水時の分流の様子
    図1:平面二次元河床変動解析により、実績の河床変動状況を再現
    図2:CCTVカメラの画像を用いて洪水時の表面流速の平面分布を算定
    図3、4:河床変動計による河床変動観測を実施し、洪水のピーク付近で低下した河床が、洪水の減衰期に再堆積していることを確認
事業区分 建設コンサルタント事業
分野 国土保全
実施事項 河床変動解析
発注者 国土交通省中国地方整備局出雲河川事務所
実施年度 2013
位置 島根県
キーワード 放水路、分流堰、平面二次元解析、河床変動解析、低水路法線検討
表彰 局長表彰(会社・個人)
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