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自然環境の保全・再生・創造

生物・生態系の調査・解析 -生物の専門家による最先端の調査・解析-

生物・生態系の調査・解析分野における当社の特長は、「幅広い分野の専門スタッフを有していること」と、「会社の規模・資産を生かした、最新鋭の調査・解析が可能なこと」です。生物を担当するスタッフの多くは生物分類技能検定1級を有する専門家であり、ほかにもDNA解析、衛星解析、GIS解析等の専門家が揃っています。各専門家が協力し合うことで、質の高い調査・解析が可能となります。

また、当社保有の航空機、ヘリコプター、レーダー、マルチビーム等を利用した空や海からの生物調査、DNAによる生物調査等、新技術を開発しながら最先端の調査を行っています。統計解析、モデル解析等では最新の知見に基づいた解析を行います。

生物調査、希少種調査

  • メグロ【特別天然記念物】(小笠原の固有種)
    メグロ【特別天然記念物】(小笠原の固有種)

陸域生物では、植物、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、昆虫類等、水生生物では海藻藻類、魚類、底生動物、サンゴ類、プランクトン等を対象とした現地調査・同定を行います。また、個体数、食性等を調査する生態調査、繁殖地や餌場等の環境を調査する生息環境調査も行います。重要種については、生態調査や生息環境調査のほか、飼育実験や移植等も行います。これらをもとに生態系モデル、絶滅確率、アオコ発生予測等の解析を行います。

  • 北海道から沖縄までの山地、里山、都市公園、河川、湖沼、海洋、島嶼での各種生物調査
  • 個体数、分布、繁殖、食性等の生態調査、営巣・産卵環境、餌場環境、瀬淵等の生息環境調査
  • 魚類の生活史調査、サンゴ礁・藻場・干潟等の水質浄化機能調査等、不明魚卵の孵化・飼育実験
  • 行動圏解析(カーネル法等)、統計解析(ロジスティック回帰分析等)、モデル解析等

猛禽類の現地調査・生息環境解析・保全対策

  • クマタカの営巣適地解析の例
    クマタカの営巣適地解析の例(地形と植生による)

当社は環境コンサルタントとして初めて本格的な猛禽類調査を行った会社であり、約20年に及ぶ猛禽類調査の実績があります。たとえばクマタカでは200を超えるつがいについて10年以上の繁殖データが蓄積されています。これらのデータをもとに、統計技術を用いた狩場環境解析、潜在的な営巣適地解析等を開発し、定量的な影響予測を実施しています。さらに、オオタカについては代替巣での繁殖成功といった保全対策の実績もあります。

  • 猛禽類の現地調査(行動圏調査、営巣地調査、営巣地のビデオ撮影等)
  • 潜在的な営巣適地解析・狩場環境解析による定量的な生息地のポテンシャル解析
  • 既存データを活用した定量的な影響予測
  • 代替巣による人工営巣地等の保全対策

GPS・ラジオテレメトリーによる行動圏調査

  • ツキノワグマの捕獲
    ツキノワグマの捕獲

大型哺乳類は行動圏が広く、夜行性の種も多いため、環境調査で一般的に行われている方法ではその生態を把握することはできません。このような種では、個体を捕獲し、発信機を取り付ける調査が有効です。しかし、捕獲を伴う調査は専門性が高く、大変危険な仕事です。当社ではクマ、シカ、イノシシ等で調査の実績があります。さらに、テン等の中型獣やシギ・チドリ等の鳥類についても捕獲調査を行っています。

  • GPS・ラジオテレメトリーによる大型・中型哺乳類の行動圏調査
  • ラジオテレメトリーによる鳥類の行動圏調査
  • 捕獲・標識による鳥類、コウモリ類、オオサンショウウオ等の行動圏調査

航空機・ヘリコプターによる動物の分布調査

当社では、海に生息する希少種ジュゴンの分布を把握するために、当社保有の航空機・ヘリコプターによる空からの調査を行い、高い成果をあげています。また、山地帯ではヘリコプターに赤外線カメラを搭載し、シカの広域分布調査を行っています。さらに、これまで誰も調べることができなかった夜間の東京湾での水鳥の分布を、ヘリコプターを利用することで成功させました。これからも当社しかできない調査にチャレンジしていきます。

  • 航空機によるジュゴン・クジラ等の海獣の広域分布調査
  • ヘリコプターによるシカの広域分布調査
  • ヘリコプターによる日中・夜間の海域での水鳥分布調査
  • ヘリコプターによるラジオテレメトリーの広域受信調査

化学物質の生態リスク評価

外来種駆除、害獣の個体数管理

現在、自然環境においてもっとも懸念されている問題として、「外来種による生態系への影響」と「シカ等の個体数増加による農作被害・森林生態系への影響」があります。当社では外来種問題の中でもとくに影響が甚大な離島における害獣駆除を実施しています。また、シカやイノシシの個体数管理に関する調査も数多く手掛けています。外来種問題とシカ等の個体数管理の問題は、大きな環境問題であることから、積極的に取り組んでいます。

  • 外来種(外来植物、アライグマ等)の生態調査、駆除、管理計画
  • 離島における外来種の生態調査、捕獲・駆除、管理計画
  • シカ、イノシシ等の個体数調査、個体数管理計画

DNAを利用した行動圏調査

糞から抽出されるDNAを用いて個体識別することで、特定の地域に生息する個体数を正確に把握する方法を開発しました。また、この方法を用いると、これまでは捕獲しなければ調査ができなかった動物の行動圏についても推定できることがわかりました。当社では、現在、テン、キツネ、シカ、ウサギ、クマ、リス等で調査が可能です。

  • 個体数の推定
  • 行動圏の把握
  • 保全対策の検証
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